仕事用の写真を探していて,こんな写真が見つかり,思わずプッと吹き出してしまった。
日本人が血液型で性格診断をするという話。
TYPE AOって!
2012年10月30日火曜日
2012年10月24日水曜日
more than ~の意味は?
とてもスローな更新にお付き合いいただき,ありがとうございます^^;
改めてバックグラウンドを申し上げますと,わたくしは教師ではありませんので,生徒はおりません。英語教材の執筆・編集・校正がお仕事です。したがいまして,旧ブログ及び本ブログで扱っている共通の誤りは,学習者から得たものではなく,英語教材の執筆者・編集者・校正者,つまり,英語ができるはずであろう人たちから得たものです。しかも,ほとんどが初級~中級レベルの教材です。
さて,今日はmore than ~です。
わたくしが何年もの間に見てきた訳し方の誤りとしてはトップ3に入るかもしれません。
more than ~の意味として,教科書の巻末リストや英和辞書に「~以上」とあります。これをそのまま鵜呑みにして,
A lot of people have more than one cell-phone.を
「多くの人が携帯電話を1台以上持っている」
と訳してあるケースが本当に多いんです。いえ,ほぼ100%そうなっています。
以前に,わたしが原稿で「2つ以上」書いたのを,出版社の編集者さんが途中の段階で「1つ以上」と修正されたことさえも(泣)
そもそも,「1台以上持っている」と言うべき状況が思い浮かばず,日本語的にも違和感があるのですが。
〈more than+(数字)〉は(数字)を含まないのです。「~より多い」が正確な意味です。more than three wordsだと「4語以上」です。「以下」と「未満」のように使い分けられる日本語があればよかったのですが。
よって,上の英文は,「多くの人が携帯電話を2台以上持っている」が正しいですね。
「2以上」は,誤解を生まないように,two or moreとすることもできます。
「2以上」は,誤解を生まないように,two or moreとすることもできます。
では,「~以上」いう訳があり得る例です。
More than 100 people came to the seminar.
「そのセミナーには100人以上の人が来た」
100人と101人の違いでは大きな問題にはならない場合,「~以上」でも支障ないわけです。
また,大きな数字のときはたいてい驚きを含んでいますので,
また,大きな数字のときはたいてい驚きを含んでいますので,
「そのセミナーには100人を超える人が来た」
とすれば,「~より多い」のニュアンスが出せますね。
2012年8月4日土曜日
日本帰国&No, thank you.
しばらくご無沙汰してしまいました。
実は,5年間のニュージーランド生活に(一旦)終止符を打ち,家族共々6月に日本へ帰国しました。
現在,東京都杉並区に新居を構え,また新しい生活を始めております。
今後も,海外在住経験を生かして日本の英語教育を応援していきます。
引き続きよろしくお願いします!
早速,ネタを一つ。
中学英語や初級英語などで見られる,典型的なこのやりとり。
Would you like something to drink? -- No, thank you.
解説:断るときはNo, thank you.と言います。
でも,実際の英会話の場面では"相手の好意"に対してストレートにNoと言うときつい感じがします。
Thanks, but I'm fine now.
Thank you, but I've just had ...
相手の好意に対するお礼を言ってから,不要である理由を簡単に沿えるのがマナーです。
同様に,
Can I use this pen/computer? -- No, you can't.
などの応答も定番ですが,愛想がなさ過ぎます。
シチュエーションによりますが,
Sorry, but you can't. I'm using it now.
など,Noを言わずに答える言い方が多くあります。
断るのが申し訳ないという気持ちが少しでもあれば,Sorry, but ... と言えばいいのです。
欧米人はYes/Noをハッキリと言う,とよく言われます。英米で若干の違いはあるかもわかりませんが,それはビジネス上など,Yes/Noをはっきりと伝えなければならない大事な場面でのことのはずです。質問内容や相手(目上の人など)によってふさわしい応答があります。相手を敬う気持ちから来る表現は,日本語の敬語の感覚でよいのです。
実は,5年間のニュージーランド生活に(一旦)終止符を打ち,家族共々6月に日本へ帰国しました。
現在,東京都杉並区に新居を構え,また新しい生活を始めております。
今後も,海外在住経験を生かして日本の英語教育を応援していきます。
引き続きよろしくお願いします!
早速,ネタを一つ。
中学英語や初級英語などで見られる,典型的なこのやりとり。
Would you like something to drink? -- No, thank you.
解説:断るときはNo, thank you.と言います。
でも,実際の英会話の場面では"相手の好意"に対してストレートにNoと言うときつい感じがします。
Thanks, but I'm fine now.
Thank you, but I've just had ...
相手の好意に対するお礼を言ってから,不要である理由を簡単に沿えるのがマナーです。
同様に,
Can I use this pen/computer? -- No, you can't.
などの応答も定番ですが,愛想がなさ過ぎます。
シチュエーションによりますが,
Sorry, but you can't. I'm using it now.
など,Noを言わずに答える言い方が多くあります。
断るのが申し訳ないという気持ちが少しでもあれば,Sorry, but ... と言えばいいのです。
欧米人はYes/Noをハッキリと言う,とよく言われます。英米で若干の違いはあるかもわかりませんが,それはビジネス上など,Yes/Noをはっきりと伝えなければならない大事な場面でのことのはずです。質問内容や相手(目上の人など)によってふさわしい応答があります。相手を敬う気持ちから来る表現は,日本語の敬語の感覚でよいのです。
2012年5月18日金曜日
生の英語「to不定詞の形容詞用法」
看板から学ぶ生の英語,第2弾。
ロトルアのRainbow Springsにて。キウイの保護施設があります。
中学英語だとmore things to see and doとしがちですが,more to ~としているところがネイティブらしい表現と言えそうです。
ロトルアのRainbow Springsにて。キウイの保護施設があります。
中学英語だとmore things to see and doとしがちですが,more to ~としているところがネイティブらしい表現と言えそうです。
2012年5月14日月曜日
お勧めの受動態のリスニング素材
無生物主語つながりで,一つ思い出しました。
わたしのお気に入りのテレビ番組にAntiques Roadshowというイギリスの番組があるのですが,日本の「なんでも鑑定団」に似ていて,鑑定士がイギリスの各地をまわり,地元の人が骨董品を持ち寄って鑑定してもらいます。
がらくたもあれば非常に価値のあるアンティークもあり,会話の最後の鑑定士による推定の値付けがドキドキし,それを聞いた所有者の反応も面白いです。
この番組が好きな理由は,イギリスののどかな風景やイギリス英語が楽しめると同時に,「受動態」がふんだんに聞けることです。
会話は鑑定士と骨董品の所有者との間で交わされますが,「物」が主体なので,必然的に無生物主語の受動態の文が多く,It was given to me ... やI was given ... など,普段の日常会話では滅多に使われない表現まで堪能でき(日本の英語教材ではよく不自然に使われますが・・・),受動態のリスニング素材としてとてもよいと思います。
レベルはTOEICでいうと800以上と推定しますが,画面に出てるオブジェクトについてひたすら話しているので,トピックすら推測できないという事態はありません。また,家族の説明や日本を含む世界各国の歴史など,会話の内容はある程度決まっているので,ほどよく推測ができるのも良い点だと思います。
わたしのお気に入りのテレビ番組にAntiques Roadshowというイギリスの番組があるのですが,日本の「なんでも鑑定団」に似ていて,鑑定士がイギリスの各地をまわり,地元の人が骨董品を持ち寄って鑑定してもらいます。
がらくたもあれば非常に価値のあるアンティークもあり,会話の最後の鑑定士による推定の値付けがドキドキし,それを聞いた所有者の反応も面白いです。
この番組が好きな理由は,イギリスののどかな風景やイギリス英語が楽しめると同時に,「受動態」がふんだんに聞けることです。
会話は鑑定士と骨董品の所有者との間で交わされますが,「物」が主体なので,必然的に無生物主語の受動態の文が多く,It was given to me ... やI was given ... など,普段の日常会話では滅多に使われない表現まで堪能でき(日本の英語教材ではよく不自然に使われますが・・・),受動態のリスニング素材としてとてもよいと思います。
レベルはTOEICでいうと800以上と推定しますが,画面に出てるオブジェクトについてひたすら話しているので,トピックすら推測できないという事態はありません。また,家族の説明や日本を含む世界各国の歴史など,会話の内容はある程度決まっているので,ほどよく推測ができるのも良い点だと思います。
生の英語「make OC」
中学校で習う文法の一つに〈make+O+形容詞〉「Oを~にする」があります。
この手の無生物主語の表現は日本語にはあまりないからか,日本人が書くと「むりやり英語」が多い気がします。
生の英語を見てみましょう。下記看板では,中学校でもお馴染みのmake O sickが使われています。
(Jennyというのは檻の中にいるKeaというニュージーランド鳥の名前です)
なお,拙著「English脳で覚える英単語ハンドブック」では,実際に各単語がどのように使われているかを見てもらうべく,このような看板の写真を多く載せています。ご興味があればぜひご覧ください。
この手の無生物主語の表現は日本語にはあまりないからか,日本人が書くと「むりやり英語」が多い気がします。
生の英語を見てみましょう。下記看板では,中学校でもお馴染みのmake O sickが使われています。
(Jennyというのは檻の中にいるKeaというニュージーランド鳥の名前です)
なお,拙著「English脳で覚える英単語ハンドブック」では,実際に各単語がどのように使われているかを見てもらうべく,このような看板の写真を多く載せています。ご興味があればぜひご覧ください。
2012年5月7日月曜日
〈a+単数名詞〉か〈any+複数名詞〉か?
前回のanyを発展させてみます。
「~はありますか」の表現は〈a+単数名詞〉なのか〈any+複数名詞〉なのか?
前回のポイントで分かる通り,日本語には名詞の単複がないので,日本語には「1つ」とか「いくつか」などと現れません。ですので,〈a+単数名詞〉と〈any+複数名詞〉は一見使い分けが難しいように思えますが,常に同意で置き換えられるものではないのです。あくまで話者の予測や場面状況によって単数か複数かをイメージして使い分けているのです。
例えば,「お子さんはいますか」と尋ねるとき,
Do you have a child?
なのか,
Do you have any children?
なのか?
ふつうは後者です。理由は前回述べた理屈と同じで,前者は相手には子どもがいるとしても1人だろうという気持ちから出る英文なので,ある程度の条件がない限りはやや不自然な感じです。
もちろん,Do you have any children?と尋ねて単数で答えても不自然ではありません。
例:Yes, I have a son. [=a child]
同様に,「兄弟はいますか」はほぼ成句でDo you have any brothers or sisters?と言いますが,Do you have a brother or a sister?ではないのも上記の理由からです。
次に,「週末は予定がありますか」だとどうでしょう。
Do you have a plan for this weekend?
ではなく,計画は複数あると見なして,ふつうは
Do you have any plans for this weekend?と聞きます。
前回の引き続きですが,これも日本語訳で「週末はいくつか予定がありますか」と,anyを「いくつか」と訳出しているのを見かけますが,ふつうはany plansと複数で表すので,日本語では複数を強調する必要はなく,「週末は(何か)予定がありますか」で十分なのです。
There is/are ~構文でも同じです。
「この辺りにレストランはありますか」を英語で表すと?
ふつうは複数軒あると期待して,
Are there any restaurants around here?です。
でも,周りにレストランがなさそうな様子だと,1軒でもあればいいなという思いを込めて,
Is there a restaurant around here?
と単数で言うかもしれません。
(逆に,明らかに何もなさそうな田舎でany restaurants と聞くと,皮肉になるかも?!)
「この辺りによいレストランはありますか」でも同様です。
Are there any good restaurants around here?
だと複数あるだろうと期待する気持ちが伺えますが,
Is there a good restaurant around here?
だと,よいレストランはあったとしても1軒だろう,というように聞こえます。
一方,「この近くに郵便局はありますか」だとどうでしょう?
郵便局は1箇所のエリアに1軒がふつうなので,
Are there any post offices near here?ではなく,Is there a post office near here?となるでしょう。
登録:
投稿 (Atom)

